<サマリ>

舜宇光学科技(サニー・オプティカル)は、1984年に創業された企業に端を発するが、現在の会社は2006年にケイマン諸島登記で設立されている。中国本土の光学企業として初めて、2007年に香港証券取引所に上場を果たした。2017年12月にはハンセン指数の構成銘柄となっている。光学機器大手メーカーで光学及び光学関連製品を設計、製造する。

主な製品はガラス/プラスチックレンズ、プリズム、携帯電話カメラモジュール、顕微鏡などである。中国最大の携帯端末用レンズのサプライヤーとして、ファーウェイやシャオミだけでなく、アップルや韓国サムスン電子へのレンズセットを生産している。車載用レンズ部門では世界一のシェアを誇る。

iPadやiPhoneの新機種に対しても高性能カメラを提供し続けているほか、セキュリティ用監視システムや、仮想現実(VR)/拡張現実(AR)、オートメーション化工場などの光電子工学を駆使した技術にも重点を置く。

<特徴>

筆頭株主:Wen Jian Wang 約38%

同銘柄は引き続き、創業者であるWen Jian Wangが筆頭株主である。

配当利回り:0 – 1%程度

外部格付け:ムーディーズ  Baa2(2021年2月時点)

<株価推移>

TradingView提供チャート 2382 SUNNY OPTICAL

<トピック>

米中対立によるスマホサプライチェーンへの影響や、新型コロナウィルス流行による自動車サプライチェーンへの影響などが外部環境リスクとしては挙げられる。

米政府により中国スマホ企業がブラックリストに指定された際には、同社の株価も引きずられる局面があった。

2020年には香港でハンセンテック指数が公表され始めたが、舜宇光学科技(サニー・オプティカル)も構成銘柄として選ばれている。

<最近のニュース>

香港ハンセン指数、銘柄入れ替えで「乱高下」の予感

Wall Street Journal

iPhone 13のカメラはAF対応の超広角レンズに?アナリストが最新予測

Real Sound

食堂の調理師もミリオネア 舜宇光学科技 株9500%余り上昇

SankeiBiz

香港版ナスダック指数、27日から公表

NNA

*本稿の内容はあくまで個人的見解であり、所属組織とは無関係です。また、当該銘柄の売買を推奨するものではありません。