<サマリ>

京東商城 (JDドットコム)は1998年創業、中国北京市に本社を置くe-コマース企業である。ECサイト「JD.com」を運営し、家電、コンピュータ、デジタル製品、通信機器、衣料品、書籍、家庭用品等を販売、ユーザー数は5億人、アリババに次ぐ第2位の企業。

現CEOは劉強東(Lichard Liu)であり、2014年にはテンセントと戦略的パートナーシップを結び、WeChatへの独占的アクセスを提供、同年に米ナスダック上場を果たした。2016年にはウォルマートとの戦略的同盟を結成している。

京東は傘下にロジスティクス事業(JDロジスティクス)を持ち、在庫管理や受注も自社で行うのが強みとなっている。

2016年には中国でドローン宅配便の実用化に成功、2018年には楽天が日本国内でのドローン配送サービス提供に向けて、同社のドローンと地上配送ロボットの導入を決めている。

<特徴>

筆頭株主:テンセント 約17%

同銘柄の筆頭株主はテンセント・ホールディングスである。

配当利回り:0%

外部格付け: S&P BBB+ / Moody’s Baa1 (2021年7月時点)

<株価推移>

TradingView提供チャート 9618 JD

<トピック>

2020年6月のJDドットコムの香港への重複上場を終え、2020年12月、JDドットコムのヘルスケア部門を担ってきた、JDヘルスが香港上証券取引所に上場した。

2021年5月28日には、JDドットコムの差別化に寄与してきた、京東物流が香港証券取引所への上場を果たし、コーナーストーン投資家としてソフトバンクビジョンファンドやシンガポールのテマセクホールディングスが参加した。

<最近のニュース>

JDドットコム、創業者が日々の経営離れ長期戦略に専念

Reuters

JDドットコム、中国物流資産の株式過半取得に向け協議ー関係者

Bloomberg

ユーザー数爆増、中国EC大手「京東」の決算の中身

東洋経済新聞

京東物流が香港上場 ソフトバンクGが出資、収益懸念も

日本経済新聞

「京東集団」傘下の企業が続々上場する背景事情

東洋経済新聞

中国のJDドットコム、物流部門の香港IPOを計画

Bloomberg

「ルイ・ヴィトン」、中国第2位のEC企業JDドットコムと提携

WWD Japan

JDヘルスが香港上場、IPO価格を34%上回るーオンライン需要期待

Bloomberg

*本稿の内容はあくまで個人的見解であり、所属組織とは無関係です。また、当該銘柄の売買を推奨するものではありません。