<サマリ>

華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド)は1994年の再編で誕生した、中国国務院系の華潤集団傘下の不動産投資持株会社。北京、上海、深圳など中国国内の大都市で不動産事業を展開。1996年には香港証券取引所に上場し、2010年よりハンセン指数の構成銘柄入りを果たしている。

中国で最も影響力のある不動産開発会社の一つで、代表的な不動産では、北京華潤大厦、瀋陽華潤中心、上海時代広場などが挙げられる。

不動産の販売、不動産投資・管理、ホテル運営、建設及び装飾事業の分野があるが、独特のビジネスモデルとして、residential development + investment properties + Xという概念を持っており、前者2つをコアに位置付けながらも常に付加価値としてXを捻出することを掲げている。Xはインターネットエコシステムやプロパティサービスなど。

なお、華潤集団は電力、不動産、消費財、医薬品、金融、ガスなど多岐に渡る経営を行っており、小売に強く、ビールでは雪花啤酒などの人気ブランドを持つ。

<特徴>

筆頭株主:華潤集団 約60%

同銘柄の筆頭株主は華潤集団であり、実質的に中国国務院が務める。

配当利回り:約3 – 4%

外部格付け: S&P 500 BBB+ / Moody’s Baa1 / フィッチ BBB+(2021年5月時点)

<株価推移>

TradingView提供チャート 1109 CHINA RES LAND

<トピック>

2020年12月、CR Landは、プロパティマネジメントの分野(China Resources Mixc Lifestle Services:1209.HK)を、香港証券取引所で上場させた。中国の不動産会社が中国政府当局から負債水準の削減をするようプレッシャーを受けていたタイミングであった。

<最近のニュース>

Mainland property developers surge as major Chinese cities prepare to alter land auction system

South China Morning Post

China Resources Land’s property management unit launches US$1.6 billion  IPO in Hong Kong

South China Morning Post

China Resources Mixc surges 30pc in gray

The Standard

英テスコ、タイとマレーシア事業の売却手続きを完了、アジアから撤退

DIAMOND Chain Store

香港のシティスーパー、華潤集団に売却へ 昨年後半から経営環境厳しく

香港経済新聞

*本稿の内容はあくまで個人的見解であり、所属組織とは無関係です。また、当該銘柄の売買を推奨するものではありません。