この記事を読んでいるということは、現在、それなりに投資熱が高まっている人のように思いますが、果たして3ヶ月前まではそうだったでしょうか。実際には、投資家にも投資熱が高まる瞬間と冷める瞬間があります。投資熱を上手くコントロールする方法、について解説してみます。

  • 「一時期は投資熱が盛り上がったのだけど」
  • 「投資をするときは色々考えたのだが、投資をしたら興味を失った」
  • 「投資は考え始めると難しくって、いつも途中で諦めてしまうの」

あなたも心当たりはありませんか?

投資熱を維持するのは実際難しい

お客様として私がお手伝いさせていただく方は投資家には分類されますが、では投資を唯一の生業かというとそうでない人がほとんどです。それに投資家業だったとしても、24時間365日、投資のことだけを考えている、というわけにはいきません。

人それぞれ投資熱が高まるタイミングが存在する

と思っておいた方が良いです。

ただ、この投資熱の維持・コントロールは極めて難しい、というのが事実です。そして今この瞬間、どのくらいの熱量を持っているのかを客観的に把握することも難しいと言えます。

投資熱というのは冷めたときに初めて「あぁ、自分は投資熱が高かったな」と気づけるものです。

したがって、投資熱を高いままに維持しなさい、ということ自体に無理があるでしょう。それに、投資熱が高いからといって投資が成功する、というものでもありません。

一度投資熱を出してみて免疫をつけるのはどうか

これは一つ言えることかもしれません。

投資に関しては知識のようにコツコツと小さな成功体験を蓄積していくのがよいと思うか、失敗という投資経験をたくさん積んで成長すると思うか、スタンスは人それぞれですが、これまでの人生の中で、投資熱があったことがある人とそうでない人ではお話になる内容が違うな、という印象は受けます。

ずっと熱を出していないにせよ、一度熱を出した結果、免疫を持っていた方がいい、そんなところでしょうか。

投資の思い出を大事にする

投資熱の話とはちょっとずれますが、投資の思い出を大事にしている人はいませんか。

投資は結論からすると利益さえ出れば何でもいいっちゃ何でもいいはずではあるのですが、投資をするに至ったエピソードは実は重要です。それは論理的な思考の末なのか、あるいは誰かにただ勧められただけなのかは人それぞれです。その場のノリで何となく、というケースもそうかもしれません。

私自身、アドバイザーとしてはお客様の投資のエピソードを聞くことは面白いと思う一方で、私との投資経験もまた良い思い出として刻んでもらえることを大事にしていて、もし悪い思い出になりそうだったら私の方でそれとなく回避させることを意識しながら仕事をしていることはあります。

良い投資経験をする

というのは人生に与える影響も大きいのです。

アドバイザーを敵視してはいけない

投資熱のあるときというのは、自分の投資に関する意思決定について自信を持ちたがるものです。

もちろん、数多ある投資機会から選び、勝てる確率を上げる、ということ自体は合ってはいるのですが、アドバイザーを圧倒する領域にまで熱を高めようとする人が時々います。

アドバイザーは少なからずの金融知識がありますから、それを論破できるのだとしたら自分は投資家として優秀だと考えられる、というロジック?なのかもしれません。

そうでなくてもアドバイザーと話すにあたって、入念に準備をせねば、と思うお客様が少なからずいらっしゃるように見受けます。

折角なら濃い話ができるように、と思っていただくのは有難いことではありますが、準備ができていなくて声をかけるのをやめる、というのは若干もったいない気がしないでもありません。

アドバイザーは敵ではありません。投資家としてのあなたをあくまでサポートする立場、武装してこなくても大丈夫です。他方で、ピクニック気分くらいで声をかけてくるもいるのです。

何かあったら連絡するホットラインを築く

私がアドバイザーという仕事をしている以上、私と知り合うことは恐らくお客様の人生の中でもどちらかといえば投資熱が高いときの方が多いことは想像に難くないです。

ただ、そのときの投資熱が下がることと、私とコンタクトをとらなくなることが一致しているケースは少なくありません。(もちろん、人として好かんというケースは仕方ないとして。)

投資に興味がないときは他の話でもしよう

私たちアドバイザーも人間ですから、遊びにも行くし、休みもします。ひょっとしたら金融市場に振り回されて疲れているときもあるかもしれません。「香港の様子、どう?」みたいなことでも十分でしょう。

世の中には「この人だったら何でも売れる」と思えるくらい営業力がある人がいて、尊敬をするときはあるものの、個人的にしつこく営業されるのは好きではないので、自分もそうはしたくないと思っています。

多分冷めきったあなたの投資熱を私が必死で呼び起こそうとするときが来たとしたら、よほど投資環境が良いときなのではないだろうか、と想像します。そのときはちょっとだけ相手をしていただけたら幸いです。

アドバイザーの存在は、投資熱が極限まで下がるようなことがあっても、鎮火してしまわないようにコントロールするのには役に立つ気がします。

資産運用の方針が固まってさえいれば、むしろ鎮火している状態の方が好ましいとも言えます。毎日チャートを眺めたところで何かアクションが必要なわけではないのですから。

熱が出てないときにアドバイザーと出会ったとして、話を進めようと思うでしょうか。医者に相談することのないほど健康な状態であれば病気を探せと言われる方が困ります。

また、弁護士の方と出会ったなら、すぐに依頼できる相談事がなかったとしても、「何かあったときに連絡しよ」と思って連絡先リストに保存します。それと同じで構わないのです。

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