このブログサイトを運営し始めてもうすぐ1年が経ちますが、いい機会なので振り返ってみようかと思います。ブログサイト運営においてどのような苦労があり、結果として収穫はどのようであったか、極意と呼べるものはあるか、そんなことを考えてみます。
目次
これまでの運営成果報告
とりあえず100記事までは盲目的に、早い段階でクリアを目指しました。様々なブログ開設に関するアドバイスを見て、100記事はマストであると感じていましたので、まずは質もそこそこに数を優先するプロセスです。実際は半年かかってしまいましたが、無事到達しました。その後は少しスローダウンして継続をしています。本業ブロガーではありませんので(笑)
目立ってアクセスが増えるようになったのは3ヶ月後の2021年1月に入ってからで、一つは『にほんブログ村』の活用でした。記事ページのサイドバーにもリンクを貼ってます。(すみません、途中で少し心折れそうだったのでここは正直他力本願でした。)
もちろん最初は全く読んでもらえないわけですが、その中でも少しずつ読んでもらっているという感覚が欲しかったからです。
もちろん、これはアクセスの中ではREFERRALに入りますから、GoogleやYahoo!といった検索エンジンから見つけてもらうオーガニック検索を増やさない限り、投稿をやめた瞬間にアクセスは減るわけです。あとは特定のキーワードが一時期流入が加速したというのもありましたね。
2021年9月を過ぎた現在は月間でおおよそ1,000-1,200人くらいに読んでもらっています。思っていたよりも少ないな、という感じではありますが、まずは右肩上がりにアクセスが増えていることを喜ぶべきではあるでしょう。やったらやっただけアクセスは伸びる、もし新しくブログサイトを開設しようとしている人にはそういうメッセージを送れると思います。
SEO対策とは何か
恒常的なアクセスの流入のためにはSEO対策は欠かせません。
ブログは確かに書き手の日記のようなものではありますが、それをただ書いただけでは、“読みたくなる文章”とはならないからです。最近はTwitterやYoutube、Instagramなどで情報を収集する人も増えていますから、長い文章でなく、あるいは映像や音声の方が好かれる場合だってあります。
SEO対策の肝はとことん、読み手の側に立って考えることです。世の中の人はどのようなことを知りたがっているか、そしてどのような解決策を求めているか、に尽きます。
そして同じことを伝えるにしてもどのような文章構成にすればいいか、ということです。暇をしていて面白ければ読む記事と、自分から調べて行って読む記事でも少し違いますしね。
2021年6月にはGoogleアルゴリズムの大幅なアップデートがあったとも聞きました。一つには個人ブロガーよりも法人による公式な情報発信を重視するような流れもあったと言います。
実際、このときに私のブログサイトも多少影響を受けていて、アクセスに波が生まれましたし、読まれる記事、つまり記事のランキングが大きく変わりました。かなり手痛かったですね。
ただ、強力なドメインパワー(サイトの権威性)を持っていない以上、できることは良質な記事を継続することだけです。そのうちどこかのサイトに持ち上げてもらうことも考えねばなりません。(また他力本願か!)
投稿を継続していくことの苦労
記事が多ければ多いほどよい、のは間違いないわけですが、一日にいくつも投稿しようと思えば必然的に時間をとられますし、時間を節約しようと思えば記事のボリュームが減ります。あるいは情報が雑になるかもしれません。とても大変な作業です。
人によってはこの記事作成をお金を払って誰かに委託する例もあるようです。このあたりは事業経営と同じなので、ペイするのであればそうすればよいですが、私の場合は、自分の言葉で伝えたいのでこれはやっていませんし、今後もやりません。
何より文章力に磨きをかけることは例えば今後書籍でも出そうかというときにはきっと役に立つからですね。(まぁこれもゴーストライターなるものがいるとは聞き及びますけれども笑)
サイトの定期メンテナンスは必要
記事をあげること以外にも、ブログサイトは定期的なメンテナンスが必要です。
もちろん最初の構築時に骨格を形成するわけですが、完璧だ!と思っていてもそうではないのに少し驚きました。様々な情報を付け加えたり、画像を軽くしたり、ページの読み込みスピードにこだわるなら、様々な工夫をせねばなりません。
どんなにいい記事を書いたとしてもそのサイト自体が上手く運営されていなければ、見られることはありません。見られるウェブサイトと見られる記事、両方が合わさって初めていいサイトなわけです。定期的なメンテナンスは必要であると言えるでしょう。
PHPやCSSなどの知識は必要か
私の場合ワードプレスを使っているわけですが、もちろんPHPやCSSを見る場面はあります。中学時代にPC言語(プログラミング)の基礎知識は身につけたので、苦ではありませんが、このときに学んだのも、“できるだけ複雑なことはしない”です。
継接ぎしているプログラムは見づらいし、実際読み込む側もやっぱり時間がかかるわけです。シンプルイズベスト、私はそう思ってます。意外とPHPやCSSには深入りしない方がいいかもしれません。もちろん、子テーマ、親テーマのところをサボると、涙目になります。ホント、、、アップデートするだけでそれまでの努力が水泡に帰したときは絶望です。
オウンドメディアの極意とは
私のブログサイトの目的は、私自身のブランディングにもあるわけですが、あらゆる人に見てもらい、名前を知ってもらうことです。見てもらい方をコントロールできるのはオウンドメディアのいいところかもしれません。
もちろん、有名になるだけなら、テレビに出演したりも考えられますが、他人に発信してもらうと後で修正は絶対に効かないのです。個人の時代が来ている中で自分自身を発信するツールとしてウェブサイトはまだまだ強いと思います。
アクセス以外にこうした発信の場をもったことの意味としては、様々な人から連絡をもらえるようになることでしょうか。もちろん、資産運用の相談したいんですけど、というポテンシャルなお客様もいるわけですが、それ以外にも広告載せませんか、とか、山買いたい人いませんか、とか、同業ですけど話聞かせてもらっていいですか、とか、取材させていただけませんか、とかですね。いや、これがまた結構楽しませてもらっています。え?何がきっかけで私のところに辿り着いたの?という人も少なくありません。
次の一年の抱負
書きたい記事と読まれる記事は違う、このことを知ることはブログサイト運営において非常に重要なわけですが、とはいえ個性が滅殺されてしまっては本来の目的から外れていますので、可能な限り個性的なブログサイトを目指していきたいと思っています。でも、多分興味をもっていただいたのであれば直接話したいと思っていただいた方がよりよいだろうな、というのはありますね。結局のところ、私は偽名でも雲の上の人でもありませんから。同姓同名(読み方は違う)の某有名人を超える日が来ることは願ってます。