本サイトで投稿した記事としてはこれが300記事目に該当します。ブログサイトとしてはしばしば300記事が一つの目安とされています。2020年10月からスタートして2022年9月なので、およそ2年かけてここまできました。私自身の記録の意味も込めて振り返ってみたいと思います。

最初に心掛けたこと

本サイトは私の個人公式サイトとして一から全て私一人の力で作りあげており、どこかの業者に依頼して作ってもらった箇所もありません。当初から定めたコンセプトは「透明性」「親近感」「丁寧さ」を伝えることにあり、それは私自身が仕事をする中でも特に重要だと感じている項目です。逆に、誇張表現があり過度にバイアスのかかったものだったり、単にきらびやかで人目を引くものだったり、事実関係が正しくないものだったりはしないように心掛けています。

残念ながら私の本業はブロガーではありませんので、無駄を徹底的にこそぎ落としたブログにすることで運営を楽にしています。維持コストはレンタルサーバーとドメイン料金だけです。Wordpressを用いていますが、テーマのデザインも簡素であることを優先しています。ちょっとシンプルすぎないか、という声もありますが、見た目より中身です。

ブログというものに対する総評

本サイトは2年かけて300記事に到達しました。1記事は大体2,500文字くらいを3時間くらいで仕上げるとして、作業時間にして900時間、文字数としては75万文字ということになります。

この作業量が多いと感じるか少ないと感じるかは人によると思いますが、なんの目的もなく続けるのは9割以上の人にとって難しいのではないでしょうか。特にブログは50記事以内で辞めてしまう人がほとんどで、100記事以上を書き続ける人となるとここでもぐっと人数が減ります。たぶん300記事を書き続けたことだけでも自分は継続力のある人間だと評価できるレベルだと思います。

難しいのは、文字数や記事数を確かにこなさなければならない一方で、それ自体を目標にすると絶対に上手くいかないことです。質の低い記事を量産するより、少ないながらも質の高い記事が大切です。でも、数もないといけないんです。つまり、質×量に常に悩みます。

どんな経路で本サイトを訪れている人が多いかというと、300記事までくれば間違いなく、GoogleやYahoo!の検索で上位に出てきたから見つけた、という人がほとんどです。SNSやブログまとめサイトなどもアクセスが少ないときには役に立ちますが、最終的にはいわゆるオーガニック検索による流入がなければサイトとしての知名度はほぼありません。

では、Googleに評価されるためにはどうしたらいいかというとSEO対策を施すこと、と一般的にはされており、確かにブロガーとしての基本動作はそこにあります。何事も基礎をおろそかにしてはいけませんが、どれだけSEOを研究して対策したところで、Googleがその評価基準を変えたのであれば一瞬で無に帰すことだってあるわけです。ブログを通じて収益を得ることを目標にしているのであれば、これ以上に大きなリスクはない、と言えるでしょう。

私のブログがブログとしての成功例なのか失敗例なのかは分かりませんが、やり続ければいずれ成果は出るのだ、ということだけはやってみて分かりました。そしてある日突然成果が出るというよりは、しっかりと蓄積されていう類の成果であることにより、私の性格には合っていたのかもしれません。

ブログとしての成果

300記事を達成した今時点、アフィリエイトなんかを設定して収益化したいか、と言われるとそうでもないです。もちろん、ブログを収入に変えたいと思ってブログを始める人は多いのは知っていますが、多分私はその方向には走りません。アクセス数としてはどうなんでしょう。伸び悩む時期もありましたが、やはり続けてきたらそれだけ確かに伸びました。

Source : Google Analytics

私の場合、実名ブログでもあるので、何よりリアルで出会う効果の方が大きいです。もちろん直接連絡をくださる方もいますが、そうでなくてもブログを読んで役に立ったことを覚えていらっしゃって、声をかけてくださるケースだってあります。

一方、私だけの視点でみても、ブログは確かな積み上げの結果ではあり、過去を全て見直すこともできるし、気になるところだけを読み通すことだってできます。1記事を3分で流し読みしても、300記事あれば900分です。15時間私がしゃべり続けて何かを伝えられるかというとそれは現実的ではありません。私もそんなにおしゃべりではないし、聞く方も辟易してしまいます。ただ、それだけの情報が詰まっているし、そうした積み上げの上に立っているのだと思えることは意外と自信に繋がります。そして公開しているものなので、その場しのぎの嘘や言い訳は通用しないのです。

情報を残していく方法としては最近だとYoutubeだったりショート動画だったりもあります。映像や音声の方が見る人、聞く人にとっても楽であるケースはあって、私自身も知り合いと一緒にYoutubeチャンネルをやってみました。そこにも一定の成果はあったと思います。ただ、情報が古くなったときにアップデートをするのは正直大変だな、と感じたのも事実です。ブログであれば少なくとも誤字脱字のような小さな修正もできますし、時系列で新しい情報が出てきたものを加筆することもできます。

注目をしてもらうことで得られたのは、事業提携や取材、執筆、講演の依頼などもありました。様々な人が様々な動機でサイトを訪れてくれている、というのは自分の頭で考えてもなかなか分からないものです。それにいい記事だと思って自分が書いていても、実際に別のサイトなどでシェアしてもらえるのは全く違う記事だったりします。こういう気づきを与えてもらえることも大切です。

今後の運営方針

いい機会なので300記事で振り返ってみましたが、ここに何か転換点があるわけではありません。これからも継続していく予定です。私なりの気づきとしては、ひとつ一つの記事はやはり独立完結しており、それゆえにブログを完全に体系化したものとして利用しようとすると骨が折れるかもしれません。実際に私に聞いてもらったほうが早いものは多いですし(笑)

定期的にサイトを訪れて最新記事をチェックしていただいている方もいらっしゃると思いますが、正直あまりストーリーのようなものがあるわけではないです。そこまで考え始めるとタイプする手が止まってしまうんです。それに記事自体はホットな話題を追いかけるというよりは、長く読まれるテーマを優先して選んでいます。私が直近どんなことを考えているか、という観点はメルマガに譲ることにしていますので良かったらこちらを購読ください。

最後に

「ブログ 300記事」というキーワードで記事を読む人の多くは、300記事をやり切ればいくら稼げるのか、の方が関心が高いと思います。それに(本当かどうかはさておき)PVや収益だと300記事でももっと結果が出ているというブロガーさんも多いなかで、私がそれを真似てプロのブロガーとしてやっていく気はさらさらありません。

私はあくまで自分という人間を表現するためにブログを使っているにすぎないのです。「私こんなことやってます!」と狭いコミュニティに宣伝するより、ずっと多くの人、そしてまだ見ぬ人に知ってもらうことができているのです。その意味で、収益を求めないブログのあり方について考える人の参考になってくれれば幸いです。

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