本サイトでの投稿記事数が400記事を突破しました。1年半前に300記事達成の記事を書きましたが、そのときから気を付けたことや、反省点をまとめてみます。

投稿頻度を意識的に下げた

ブログを書き始めた頃は毎日とは言わないまでも、一週間に数回は投稿していましたが、今では週一回程度に留めています。一つにはブログサイトとしての一定の目標は達成できていること、もう一つは仕事に負荷をかけずに続けることが理由をして挙げられます。

私のサイトは、専門的な内容を含むものの、(私が言うのもなんですが、)とにかく「無難」な内容であると思います。奇をてらってもいないし、たくさんの商品紹介があるセールスサイトとも違います。もちろんアフィリエイトをやっているわけでもありませんので、収益はありません。

そのなかで、達成したいことは「私元気にやっています」という生存報告と、「私がどんな考え方をしているのか」という覗き見機能です。300記事を達成したあたりからは後者の考え方のところは昔の記事を見れば大体のことは分かるので、前者のためだけに投稿頻度はそれほど必要ありません。

全ての記事が読まれているわけではない

実際のところ、本サイトは月間1万PVくらいでして、それはこの一年くらいはずっと続いています。増えもしないし減りもしないし、という感じです。400記事あるのだから、逆算すれば1記事平均25回見られているという話ですが、結局は一部の記事にアクセスが集中しています。むしろ全く読まれていない記事も当然あります。

投稿している以上は読まれる方が嬉しいわけですが、読まれる記事が必ずしも私が丹精込めて書いた「読んで欲しい記事」とは一致しないんですよね。でもこれは宿命みたいなものだと思っていて、アクセスをきっかけに私のことを知ってもらい、ちょっと違った視点があることに気づいてもらう、そんなことを狙っているわけです。

金融ブログにありがちなのは、商品紹介をして、興味を持った人が購入のために連絡をしてくることを狙っている、というものですが、こうしたアプローチは様々なコンプライアンス上の問題点があるのが現実です。

継続していく中で難しいなと思うこと

300記事くらいのときはまだ過去の記事のリライト(編集アップデート)をやりたいという気持ちがありましたが、400記事に至ってはなかなか重い腰があがりません(笑)

でも、一方でかつてはよく読まれていた記事がランクを落としているのを見ると、何か世の中の考え方が根本的に変わってきているのかなと感じたりはします。陳腐化しないテーマをブログのネタとしては選んでいることが多いとは思うのですが、とても不思議です。

あと、最初に作ったサイトの骨組みを、あとから改良したいと思っていましたが、実際のところコーディングを当時に遡って思い出せるかというと何年も経つと苦しいです。やはり最初の設計がとても大事です。その点では、長く続けるのに苦労しない設計にはできた、と評価しています。

ブログとしての限界地点

かれこれ3年半くらい続けているブログですが、当初想定していた人よりもたくさんの人に読んでもらっていると思う一方で、やはりブログを読まない人たちも必ずいます。例えばYoutubeで金融の話聞いてて、とか、インスタで知り合った人から金融商品紹介してもらったんだけど、という話を聞くと、別の取り組みをすればまた別の層に出会えるのではないかという感触もあるにはあるわけです。

ブログ記事もその他のメディアも、限りある皆さんの時間を少なからず消費していただいているわけですから、そういう時間の使い方を有意義だと感じてもらえるかが鍵ですよね。

先ほども私の記事は「無難」と書きましたが、その上であえて付け加えるならば、「無料」であることにより内容を取捨選択している面はあります。人にアドバイスすることを職業にしている以上、ブログで完全な答えが見つからないのは当然であり、その答えを探すのに「費用を払ってアドバイスを受ける」ことが肝心であると気付くことも大事なのです。それでもブログを読んでヒントになることは提供しているつもりですが。

最後に

300記事目のときにも書きましたが、このブログは収益を目的にして運営していません。だからこそ読みやすさに重点が置かれているはずで、結果として継続して読んでいただいている方もそれなりにいます。

ただ、記事として残っていく性質のブログに対して、私が日々思っていることを追いかけたい場合は、別に配信しているニュースレターを購読いただくのが良いかと思います。流れていく情報と残っていく情報、少し違うんですよね。何か新しいことをすべきかどうか、というのも悩み中です。新しいメディアお使いでしたら是非教えてください。

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