<サマリ>

恒安国際集団 (ハンアン・インターナショナル・グループ)は1985年創業の中国の大手トイレタリー用品企業である。福建省や広東省を中心に、ナプキン、紙おむつ、スキンケアなどの家庭用衛生用品の製造と販売を行う。

中国版P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)とも呼ばれ、国内の同製品では常にトップの座をキープしている。売上高の約5割はティッシュペーパー、約3割は衛生用品となっとおり、高品質の商品開発にも取り組んでいる。ティッシュペーパーブランド「心相印」は最も信頼されるブランドの一つ。EC(電子商取引)分野も力を入れており、マレーシアやインドネシアなど海外の市場開拓も目指す。

1998年には香港証券取引所に上場し、2011年にはハンセン指数の構成銘柄に選ばれている。

中国のサニタリー製品の消費量は、所得の増加や生活水準の向上、一人っ子政策の緩和などにより伸びてきたとされ、同社は生産工場を各地域に分散させ、販売網では中国全土をカバーしている。

<特徴>

筆頭株主:Lin Chit Hui (許連捷)約22%

同銘柄の筆頭株主は会長兼CEOであるLin Chit Huiが務める。その次に共同創業者兼会長のMan Bok Sze(施文博)が約20%を保有する。

配当利回り:2 – 6%

外部格付け: なし (2021年6月時点)

<株価推移>

TradingView提供チャート 1093 HENGAN INTL

<トピック>

ハンセン指数の構成銘柄増大に伴い、既存の銘柄の構成割合が削減されることが予想されているが、取引の少ない恒安国際も削減対象となる可能性が指摘されている。

<最近のニュース>

Hang Seng Index to Take First Steps in Biggest-Ever Overhaul

Bloomberg

恒安国際「貿易摩擦で不透明感」中国の衛生用品大手、先行き警戒

日本経済新聞

Hengan International shares plunge in hong kong after short seller brands it ‘worthless’

South China Morning Post

恒安国際集団、紙おむつなど販促強化

日本経済新聞

*本稿の内容はあくまで個人的見解であり、所属組織とは無関係です。また、当該銘柄の売買を推奨するものではありません。