自動車の世界でも、自動運転技術が発達してきています。車を運転する楽しみがないとまでは言いませんが、運転には労力がかかり、不注意で事故を起こします。日々運転しているならともかく、久しぶりに運転をすると感覚が戻るのに時間がかかりますし、年をとると判断能力が衰えたりします。自動運転を通じて、変わらない運転を実現することは社会全体の安心にも繋がると言えるでしょう。

資産運用の世界でも、多くの人は慣れない売買を繰り返し、しかもその方法をきちんと学ぶ場所もありません。リスクがどこに潜んでいるのかを知る機会もないので、資産運用において失敗したと感じたことのある人が多いのは無理もないわけです。

一つの解決策として、資産運用の「自動運転」に本稿では触れます。売買のタイミングについて考えてイライラしたり、そもそも自分が正しい運用をしているのかに悩んだりすることから解放されることで、生活における安心感がぐっと増すことを知ってもらいたいです。

ゴール(目的地)を決める必要

運転が好きな人はただドライブを楽しむこともあるかもしれませんが、多くの人にとって車に乗る理由は目的地に辿り着くことです。したがって、行き先が決まらないことには車は出せません。見切り発車したところで無駄にガソリンを消費しているだけです。

資産運用をする上でのゴール(目的地)をみなさんは持っているでしょうか。もし持っていないのだとしたら、ただドライブをしているだけなのでしょう。楽しいだけでいいのであればそれでも構いませんが、そもそも目指していないゴールに辿り着ける確率は低いでしょう。

そもそも資産運用におけるゴールとはどういうものであるべきなのか、この点について多くの時間を割くのが肝心です。

簡単な例であれば、子どもの教育資金、留学資金、住宅購入費用、老後への備えなどです。つまり、どのようなことにお金を使う予定なのか、がヒントになります。

よく資産運用で増えたらそれを使おうと考える人がいますが、実は逆に、使いたいものがあるから資産運用をするのだ、と考える必要があるわけです。

特に使いたいものがあるわけではないけれど、資産が増えたら嬉しいよね、今お金余ってるし、とりあえず何も考えずに運用していればいいんじゃないか、そんな声も聞こえてきそうです。

確かに何もしないよりはいいのかもしれませんが、後から定まる目的地によっては、もうそこには辿り着けない、あるいはそもそも逆走しているので一回戻る必要がある、のような状態に陥る可能性はあります。

いつまでに、いくら、何のためのお金が必要なのか、これが決まっていることによって、資産運用において目指すべきものが初めて見えてくるのです。

アドバイザーとともに歩む資産運用

資産運用を自動化するだけなら、特定の一つの投資信託を買うこと、なども本人の主観が入らないという意味では満たしているような気もしないではありません。

ただ、問題は先ほど決めたゴール(目的地)に正しいルートで向かっていることを誰が確認するのか、という点です。

資産運用の目的は一つとは限りません。いくつかのゴールを同時に目指すことにもなりますし、途中で何かトラブルに見舞われるかもしれません。

人間は不思議なもので、同じことを続ける、というだけでもストレスに感じることがあります。ゴールに向かうことが大事なはずなのに、途中で道草を食ってしまうわけですね。一人で資産運用をやっていると自然とルートから外れてしまう、というのはよくあることです。

資産運用において自動運転をすることは、信頼できるアドバイザーに任せている=自分は余計なことを考えなくていい、という心理的な効果はありますし、それでも気になることは相談したらすぐに答えが返ってくるのがアドバイザーを持つことの意味です。

独立系だからこそ実現する投資一任

資産運用の自動運転のことを、投資一任サービスと呼びますが、投資家の資産を絶えず見守るため、投資家から費用を受け取るフィーベースでかつ、預かり資産に対するパーセンテージがフィーになります。売買において手数料をとったり、増えた分だけ成功報酬が発生するような体系はかえって不自然なインセンティブになり得ます。

投資一任自体はどこの金融機関でもできるかもしれませんが、独立系だからこそできるのは、自社商品以外を自由に投資対象に含めることです。短期的な利益を追求することは投資家にとってもアドバイザーにとっても望ましくありません。長期的な目線で、ゴールに連れて行くことこそが重要なのであって、アドバイザー自身、それに並走する独特のスキルとマインドセットが必要なことも言うまでもありません。

市場環境や運用状況には波が必ずあります。良いときも悪いときも経験をしながら、最終的にゴールに向かっていくのを一緒に確認しましょう。

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